鹿児島の南に位置し奄美群島の代表でもある奄美大島(あまみおおしま)。沖縄本島、佐渡島に次ぐ面積を有する奄美大島は、鹿児島よりも沖縄に近い島であるため、気候的にも文化的にも沖縄に似ている部分が多くあります。一方で、鹿児島の文化や九州の文化と混じっている部分も多く、独特な島文化を形成しています。のんびりとした雰囲気がありながらも、大きな島であるため、沖縄本島同様に、内地からの旅行客が安心して訪れている。沖縄からのフェリーでは、那覇と本部から出港していますが、11時間以上かかるため、のんびり旅にオススメです。



奄美大島行きフェリー乗り場
沖縄から奄美大島行きのフェリーは、那覇港から本部港を経由して奄美大島の名瀬新港に1日1便出ています。与論島や徳之島を経由して鹿児島まで航海する船になります。
那覇港は、沖縄都市モノレール旭橋駅から徒歩10分ほどの距離にあります。出発時間が早いため、余裕を持って準備をしましょう。
本部港は、伊江島行きのフェリー乗り場と間違えないように気をつけましょう。こちらからは約11時間ほどで奄美大島まで着くことができます。
注意事項
・朝が早いため、時間には十分余裕を持って港に着くようにしましょう。
・長時間フェリーに乗るため、酔い止めがあると安心です。
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奄美大島行きフェリーの時刻表
奄美大島行きのフェリーは、1日1便で那覇港から本部港を経由して奄美大島 名瀬新港に着きます。
那覇からは13時間半、本部からは11時間の所要時間。マリックスライン、マルエーフェリーの2社が交互に毎日就航しています。海況によって運休となるので、事前にご確認ください。
途中に、与論島や沖永良部島、徳之島に寄港し、奄美大島を経由して鹿児島までの航路となります。
(那覇港)7:00 →(本部港)9:00
(本部港)9:20 →(名瀬新港)20:30
(名瀬新港)5:50 →(本部港)16:40
(本部港)17:10 →(那覇港)19:00
※ 私見ではマルエーの方がキレイでした。
奄美大島行きフェリーの料金表
【必見】 2020年4月から那覇・本部〜奄美大島が片道2,030円引きになります。(期間:2020/4/1~2021/3/31)
沖縄県と鹿児島県が連携して、奄美・沖縄交流割引をおこなっているようです。
※ 毎年、補助金でおこなっていますが、いつまで続くかは不明。
那覇港と本部港、また等級によって料金が異なります。
※寝台A・寝台B利用の場合、2等運賃+寝台料金A(or 寝台料金B)が必要
▼ 那覇港~奄美大島のフェリー片道運賃
<※ 2,030円の割引前>
(特等) 24,380 円
(1等) 19,500 円
(2等) 9,750 円
(学生) 7,800 円
(寝台A) +4,610 円
(寝台B) +1,050 円
▼ 本部港~奄美大島のフェリー運賃
<※ 2,030円の割引前>
(特等) 20,180 円
(1等) 16,140 円
(2等) 8,070 円
(学生) 6,460 円
(寝台A) +3,350 円
(寝台B) +1,050 円
▼燃料油価格変動調整金(※変動します)
乗船当日に有効な燃料油価格変動調整金が旅客運賃とは別に必要になります。
(片道)320 円(小人:160円)(2021/11現在)