鹿児島の最も南に位置し奄美群島のひとつである与論島。与論島は「よろんとう」と「よろんじま」、現在ではどちらの読み方もします。元々は日本全国どの島も「しま」「じま」と読んでいるため「よろんじま」が正式名称ではありますが、観光的には(おそらく南の島っぽさを出すため)「よろんとう(ヨロン島)」で広がり、現在では「よろんとう」として知られることが多くなっています。
主要都市から飛行機で訪れる方が多い島ですが、フェリーでのアクセスも可能です。沖縄県の最北端である辺戸岬からは22キロと、鹿児島よりも沖縄から近い島です。沖縄からはフェリーと飛行機が毎日出ており、思っているよりもずっと気軽に訪れることができます。美ら海水族館近くの本部港からだと2時間半の短い船旅です。どちらも気になる方は、沖縄本島に寄りつつ、与論島を楽しんでみるのも良いかもしれません。
SNSで近年人気が再燃した島であり、海の透明度は船が浮いて見えるほど透き通っており、サンドバーがあることで百合が浜も人気を集めています。沖縄の文化と鹿児島の文化のどちらもの体感することができ、沖縄在住者も楽しめるでしょう。沖縄からのフェリーでは、那覇と本部から出港しています。



与論島行きフェリー乗り場
沖縄から与論島行きのフェリーは、那覇港から沖縄本島北部の本部港(美ら海水族館近く)を経由して与論港に1日1便出ています。
那覇港は、沖縄都市モノレール旭橋駅から徒歩10分ほどの距離にあります。出発時間が早いことと、5時間に及ぶ船旅になるため、余裕を持って準備をしましょう。
本部港は、伊江島行きのフェリー乗り場と間違えないように気をつけましょう。こちらからは2時間半ほどで与論島まで着くことができます。
注意事項
・朝が早いため、時間には十分余裕を持って港に着くようにしましょう。
・長時間フェリーに乗るため、酔い止めがあると安心です。
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与論島行きフェリーの時刻表
与論島行きのフェリーは、1日1便で那覇港から本部港(美ら海水族館近く)を経由して与論港に着きます。
那覇からは5時間、本部(もとぶ)からは2時間半の所要時間。マリックスライン、マルエーフェリーの2社が交互に毎日就航しています。海況によって運休となるので、事前にご確認ください。また、フェリーの定期検査でドッグに入るため、どちらかのフェリーが運休する時期があります。
▼沖縄本島 → 与論島行き
那覇港 | 本部港 | 与論港 |
---|---|---|
7:00(発) | 9:00(着) ↓ 9:20(発) |
11:50(着) |
▼与論島 → 沖縄本島行き
与論港 | 本部港 | 那覇港 |
---|---|---|
14:10(発) | 16:40(着) ↓ 17:10(発) |
19:00(着) |
※ 私見ではマルエーの方がキレイでした。
与論島行きフェリーの料金表
例年継続されている割引があり、那覇・本部〜与論島が(大人1名)片道1,420円引きになります。
沖縄県と鹿児島県が連携して、奄美・沖縄交流割引をおこなっています。詳細は以下の割引欄をご確認ください。
与論島へのフェリー運賃は、沖縄本島の港を那覇港と本部港(美ら海水族館近く)のどちらにするか、また船室の等級によって料金が異なります。
2等でも一人分の雑魚寝スペースが設けられており、横になれます。
※寝台A・寝台B利用の場合、2等運賃+寝台料金A(or 寝台料金B)が必要
▼那覇港~与論島のフェリー運賃(片道)
<※ 1,420円の割引前>
(特等) 10,730 円
(1等) 8,580 円
(2等) 4,290 円
(学生割引)3,440 円
(寝台A) +1,680 円
(寝台B) +1,050 円
▼本部港~与論島のフェリー運賃(片道)
<※ 1,420円の割引前>
(特等) 7,330 円
(1等) 5,860 円
(2等) 2,930 円
(寝台A) + 730 円
(寝台B) + 520 円
▼燃料油価格変動調整金(2024/5確認 ※変動します)
乗船当日に有効な燃料油価格変動調整金が旅客運賃とは別に必要になります。
(片道)640 円(小人:320円)
(乗用車:片道)2,560円
▼フェリー運賃の割引
奄美・沖縄交流割引
沖縄から奄美群島をフェリーで行き来する方に有効です。
奄美群島間割引
奄美群島を複数フェリーで移動する方に有効です。