鹿児島の奄美群島のひとつである徳之島(とくのしま)。沖縄と鹿児島の両方の文化を持っており、沖縄同様の亜熱帯性気候であるが、冬は沖縄より少し寒くなります。サトウキビの農場が広がり、昔ながらの島の暮らしも見ることができます。
リーフの内海には珊瑚礁が広がる畦プリンスビーチや、樹齢300年もあるガジュマル、季節風や荒波により浸食された奇岩など、インスタ映えする自然の見どころもあります。また、実際の沈没した場所からは離れていますが、戦艦大和慰霊塔も見どころのひとつです。
徳之島行きフェリー乗り場
沖縄から徳之島行きのフェリーは、那覇港から沖縄本島北部の本部港(美ら海水族館近く)を経由して徳之島・亀徳港(かめとく)まで1日1便出ています。
那覇港は、沖縄都市モノレール旭橋駅から徒歩10分ほどの距離。出発時間が早いことと、9時間半にも及ぶ船旅になるため、余裕を持った準備が必要です。
本部港は、伊江島行きのフェリー乗り場とお間違えないように。こちらからは7時間ほどで徳之島まで着きます。
沖縄と徳之島を結ぶ航路は鹿児島航路というものになり、徳之島では、亀徳港を使用。沖縄には寄らない奄美海運という航路は、平土野港を使うので、徳之島から出る時に、港を間違えないように気をつけましょう。
注意事項
・朝が早いため、時間には十分余裕を持って港に着くようにしましょう。
・長時間フェリーに乗るため、酔い止めがあると安心です。
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徳之島行きフェリーの時刻表
徳之島行きのフェリーは、1日1便で那覇港から本部港(美ら海水族館近く)を経由して徳之島・亀徳港に着きます。鹿児島行きの鹿児島航路となり、那覇港→本部港→与論島→沖永良部島→徳之島→奄美大島→鹿児島 と結んでいきます。
那覇からは9時間半、本部からは約7時間の所要時間。マリックスライン、マルエーフェリーの2社が交互に毎日就航しています。海況によって運休となるので、事前にご確認ください。
▼沖縄 → 徳之島
那覇港 | 本部港 | 亀徳港 |
---|---|---|
7:00(発) | 9:00(着) ↓ 9:20(発) |
16:30(着) |
▼徳之島 → 沖縄
亀徳港 | 本部港 | 那覇港 |
---|---|---|
9:40(発) | 16:40(着) ↓ 17:10(発) |
19:00(着) |
徳之島行きフェリーの料金表
例年継続されている割引があり、那覇・本部〜徳之島が片道2,030円引きになります。
沖縄県と鹿児島県が連携して、奄美・沖縄交流割引をおこなっているようです。詳細は以下の割引欄をご確認ください。
徳之島へのフェリー運賃は、那覇港と本部港(美ら海水族館近く)のどちらを利用するか、またどの等級の船室を選ぶかによって料金が異なります。
2等でも、雑魚寝スタイルですが一人分の横になれるスペースは確保されています。
※寝台A・寝台B利用の場合、2等運賃+寝台料金A(or 寝台料金B)が必要
▼那覇港~徳之島(亀徳港)のフェリー運賃(片道)
<※ 2,030円の割引前>
(特等) 17,030 円
(1等) 13,620 円
(2等) 6,810 円
(学生割引)5,450 円
(寝台A) +3,350 円
(寝台B) +1,050 円
▼本部港~徳之島(亀徳港)のフェリー運賃(片道)
<※ 2,030円の割引前>
(特等) 13,100 円
(1等) 10,480 円
(2等) 5,240 円
(学生割引)4,200 円
(寝台A) +2,720 円
(寝台B) +1,050 円
▼燃料油価格変動調整金(2024/5確認 ※変動します)
乗船当日に有効な燃料油価格変動調整金が旅客運賃とは別に必要になります。
(片道)640 円(小人:320円)
(乗用車:片道)2,560円
▼フェリー運賃の割引
奄美・沖縄交流割引
沖縄から奄美群島をフェリーで行き来する方に有効です。
奄美群島間割引
奄美群島を複数フェリーで移動する方に有効です。